イスラ島にて・・。
サーシャは編成会議の結果、リュナンが「今のサーシャの状態ではこちらには連れて行けない」と言いホームズ隊に配置されることとなった。これにホームズは最初は強く反対した。「ガキを相手にする暇はない」と。しかしサーシャの実戦経験が乏しいとのことでリュナンが「役に立たない兵士を役に立つようにして見せるのが君の役目だろう?」との一言でホームズは不本意ながら受け入れることとなった。この際、本来サーシャの護衛を勤める近衛騎士ケイトはサーシャ様についていくといったが、サーシャに「ケイトはジークのことが好きなんでしょう?だったらあの人についていっていいわ」と説得されリュナン軍に残留することに決めた。そのため不安になったホームズは、マーテルをケイトの変わりにサーシャの護衛役に据えることを提案した。これを始めは渋っていたマーテルだが、エンテの護衛役をバーツとマルジュに託すというリュナンの話を聞き、結局は受け入れた。おそらくホームズは、マーテルはきつい性格で妹のフラウに対しては厳しい態度で臨んでいるという話を聞き、サーシャの護衛役を託す気になったのだろう。この当時、ホームズのサーシャに対する印象は最悪だったようである。しかし、その印象がこの後一変するとは誰が想像していただろう。
編成会議の結果、リュナン軍からホームズ隊に移動されたのはアーキス、クライス、サーシャ、エステル、ジュリア、マーテル、ラケル、ヴェガ、メル、ロジャーの計10名であった。最初からホームズ隊の一員であるホームズ、カトリ、シゲン、ゼノ、ガロ、ユニを含め、16名でホームズ隊の旅が始まることになる。